こんばんは、今日は3ヶ月後に系列園へ異動した後の話です。2つ目の園についてはこちらをどうぞ↓
こちらの園は私にとって初めて「しんどい…辞めたい…」と思った園なのでマイナス面を多く書いてしまうかと思います😞
3つ目の園は見学へ行ったところだったので不安もなく異動できました。0~5歳児で90人程度・クラス担任制の認可保育所でした。少ない人数ではありませんでしたが園庭が狭いと感じました。(全園児が園庭で遊ぶとぎゅうぎゅうになるくらい)
1つ目の園が田舎で広々した園庭に150メートルのトラックと遊具があり、園の周りにはプールと畑、田んぼがあったのでそう感じてしまったのかもしれません。
園庭がない保育所もありますし、公園が近くにあったりと環境は様々ですが、見学で見ることができますね😄
見学へ行った際は土曜で子どもの人数が少なく、園庭が小さいけれど狭いとは感じませんでしたが、その時から全園児の人数を把握していたので私の見方が甘かったと思います。
さて、異動した先で私は2歳児のクラスの担任になりました。2歳児クラスは18人で保育士が3人でした。子どもの主体性を大切にした自由保育を大切にしている園でした。
子どもの主体性を大切にしようと法人も謳っていたのですが、1日の流れがカッチリ決められていたことが私には理解できませんでした…
例えば、朝は9時から散歩へ出発、午後もおやつの後から日没まで散歩へ行く、と言った決められたプログラムの中のどこに子どもの気持ちが入っているのだろう?大人が良いと思ったことを押し付けているのと何が違うのだろう?と感じてしまっていました。
違う場所へ(散歩)行きたい、園庭で遊びたい、保育室内で遊びたいと思った子どもそれぞれに寄り添うには保育士の人数が足りません。また9時ギリギリに登園した子はバタバタのまま散歩へ行くことになったり、保育士も時間に追われているように感じました。出発時間が遅くなってどのような問題があるのか分からないまま従い…法人内監査で散歩の出発時間もチェックされ驚きでした😱
子どもたちの様子としては、2歳児クラスは魔の2歳児・イヤイヤ期と言われますがそれが面白くて楽しい・可愛いのは保育所で複数人の大人で保育をしているからだな~とつくづく感じます。保護者の方は1人でこのイヤイヤの対応をすることも多いので疲れますよね…さらに保育士にするイヤイヤよりも親子の方が激しいでしょうしね😅大人がたくさんで対応すると余裕が生まれて可愛く見えるので、保護者が1人にならない環境作りができる社会があったら良いな~と思います。
同じクラスの保育士は2人とも私より若い保育士でしたが、とても尊敬していました。3年目だと言っていた保育士さんは法人の理想とする保育をのびのびとしていて素敵でしたし、中途で入った保育士さんは周りを見ることがとても上手で環境を整えたり子どもの心に寄り添う保育をしていて学ぶことがたくさんありました。2人とも今は保育士をしておりません…残念です😭子どもが嫌いになった訳ではないです…素敵な芽が摘まれてしまうのは悲しいです。
現在保育士として働いていて、「保育士に向いていないかもしれない…辞めたい」と思っていたら、保育士を辞める(休む)選択肢も大切ですが、働いている園が合っていないだけかもしれません。私は3つ目の園だったので合っていないと気付くことができましたが、1つ目の園だと合っていないのに自分が悪いのだと思ってしまうこともあるかと思います。
良くも悪くも1つ目の園が基準になってしまうのは怖いです。自分の中でそれはおかしいと気付けないこともあると思います。自園の同期や先輩保育士、他の園で働いている保育士に話してみても良いです。