こんばんは、カキノメです🌱突然ですが、皆さんの職場に夏休みはありますか?あるとしたらどれくらいでしょうか?
私が保育園で働いていた頃の夏休みはお盆の2日間でした+子どもの人数が少ない日は当日に休み(有給)になるというもので予定が入れにくかったです…
以前の【5年働いた保育園を辞めるまで】で書いたように、当時の私はそれが当たり前で文句はなかったのですが、留学中に働き方に対する考えが変わるできごとが4つありました。
現在、働き方に違和感を持っている方も、そうでない方もご一緒に見ていただけたら嬉しいです(^O^)/
①他の留学生に、なぜ仕事を辞めたのか聞かれる
留学生同士の最初の会話で
1、どこから来たか?
2、留学期間はどのくらいか?
この2つは大体出てくると思うのですが、私の留学期間が6ヶ月というと「長いね」と言われ、仕事を辞めてきたことを話すと驚かれました。というのも社会人は仕事は辞めずに夏の休暇(バケーション・バカンス)で来ている2週間~2ヶ月程の留学の方が多かったからです。
半年や1年の長期の語学留学は仕事を辞めた日本人と、ギャップイヤーで来ているドイツの若者が多かったように思います。(ギャップイヤー:高校から大学、大学から大学院などの卒業と入学の間の時期、卒業してすぐに進学せず語学留学や社会奉仕活動など自分のやりたいことをやる時間をとることもできる)このギャップイヤー、個人的に素晴らしいと思います、日本にも浸透したら良いのにな~
これまで留学するには仕事を辞めるしかないと思っていた私に「なんで仕事辞めたの?仕事休んで来れないの?」という他国の留学生の質問は考えさせられるものがありました。日本で長期休暇取ってる人はあまりいないと思うのですが、海外はどうやって会社を、社会を回しているのだろう?と不思議に思い、聞いたところ「交代でとっているから~」とのことでした。それだけ?日本でもできる?
スウェーデンの25歳の同年齢の子は、仕事をせず国が学費(ノートや鉛筆などの消耗品も😲)を出してくれて、それで留学していると言っていて、国によって全く違うことを実感していきました。
そして日本での私の働き方を話すと、ありえない…という顔をされるのでした(笑)この件ではまだ、国ごとに違うのね、とあまり気にしていなかったです。
それから
②現地の人の働き方に衝撃を受ける
日本の〝おもてなし〟が過剰なのか、海外がゆるいのか、それはもう人それぞれの価値観だと思うのですが…
ケータイが片手にあったり、ガムを噛んでいたり、媚びない、レジの人が座っている、祝日はスーパーなどもさっさと閉店する、など日本ではありえない光景ですが、それを見て「これでも仕事はできているのに、どうして日本ではダメだとされるのだろう?」とふと疑問に思ったのです。
チップが発生しない店(チケットカウンターなど)では冷たい態度の人もいますが、それでも目的は果たせる(チケットは買える)のです。意外と困っている時は話を聞いてくれるゆとりは持っていたりしますし(^^♪ ガムは噛んでたら口臭気にならなそうだし、眠気も覚めそうだし…(笑)レジの人は立っていた方が楽なら良いし、疲れたら座っても良い。
なんだか、そういう働き方を見ていたらこの人たちは
生きる為に働いている
と実感し、
一方の私は日本で
働く為に生きている
になっていたのではないか、と思い始めました。
もちろん仕事にやりがいがあることは大切だと思いますし、プロ意識も持っていた方が良いでしょう。しかし、どこが一番大事なのか?生きる目的は仕事なのか?自己犠牲は美徳ではないのでは?と自分に問いかけるきっかけになりました。
留学しなかったら気付かなかったことばかりだったので、もし、留学していなかったら今頃はどんな働き方をしていたのか想像できません。(したくない、のかもしれません(;^ω^))皆さんは今の働き方を考えたことはありますか?そのきっかけは何だったのでしょうか?人それぞれ違いがありそうで興味があります☺
それでは、今日はここまでにして 明日③④を書きたいと思います。
「【働き方の意識が変わる?】留学先でのできごと」への1件のフィードバック